血糖値を下げたい!サプリを始めたい人が覚えておくべき6つのポイントを解説
本気で血糖値対策するなら選び方が肝心!セルフケアは始める前の準備で差がつく
食事や運動で頑張っているつもりでも、血糖値をコントロールするのはなかなか難しいものです。「低カロリーを心がけてるからきっと大丈夫」「毎日歩いてるからきっと良くなってるはず」と思っても、健康診断で引っかかるとショックですね。
「もう、これ以上何をしたらいいの!?」という人にこそ、サプリはおすすめです。サプリは薬ではありませんが、あなたの健康をサポートできる成分が配合されているので、「自力ではどんなに頑張ってもコントロールできなかったのに、サプリを飲み始めたらラクになった」という人も少なくありません。
ただ、サプリは長く続けることで少しずつ効果を実感できるようになるもの。そのためには自分に合ったものをしっかり選んで、無理なく続けていくことが効果実感への近道です。
この記事では、サプリ選びに大切な成分や安全性など、6つのポイントを解説していきます。正しい選び方を知ると、あなたの血糖値をケアできるサプリが見えてきますよ。
血糖値ケアサプリの決め手は成分?安全性?サプリ選びを失敗しないための6つのポイント
血糖値ケアサプリを選ぶ時には、ぜひ注目しておきたい6つのポイントがあります。
- 糖質を分解させない成分
- 糖の吸収を抑える成分
- インスリンの働きを助ける成分
- 飲み続けることが苦痛にならないもの
- 有効性と安全性
- あったら嬉しいプラスアルファの成分
どれも血糖値をケアするうえでとても大切なことばかりですが、どう選んでいったらいいのでしょうか?詳しく解説していきます。
糖質を分解させない成分は入っているか
血糖値が高くなってしまうのは、食事から摂取した糖が血液中にあふれてしまうからです。この糖(ブドウ糖)は食べ物が小腸で「α-グルコシダーゼ」という酵素によって分解されると作られるので、α-グルコシダーゼ酵素の働きを抑えることができれば、血液にブドウ糖があふれてしまう心配も少なくなると考えられます。
このような働きを持つ成分には、以下のようなものがあります。
- 豆鼓(とうち)エキス
- ギムネマ
- 難消化性デキストリン
- グァバ葉ポリフェノール
- L-アラビノース
- 小麦アルブミン
血糖値サプリにはこれらの成分が配合されていることも多いので、ぜひサプリの成分をチェックしてみましょう。
糖の吸収を抑える成分は入っているか
「甘いものはなかなか止められない」という人は多いのではないでしょうか?どんなに血糖値を下げなければ、と思っても、完全にやめることは難しいかもしれません。
しかし砂糖たっぷりの食べ物は血液中の糖の増加につながるので、甘いものをやめられない人には、サプリで糖の吸収を抑えるようなアプローチ方法がいいかもしれません。
この働きは私たちがよく知っている「食物繊維」が頼りになります。ご存じのように、食物繊維には体内の余分なものを排出する働きがありますが、血糖値サプリでも採用されています。
成分としては、以下のようなものがあります。
- イヌリン
- 難消化性デキストリン
- ポリデキストロース
- 大麦βグルカン
血糖値のケアだけでなく、便秘がちな人やダイエットをしたい人などにもおすすめできる成分です。
インスリンの働きを助ける成分は入っているか
健康な人ならば血糖値が急激に高くなることもなく、安定しています。一方でそれほど糖分をたくさん摂取したわけでもないのに、血糖値が上がってしまう人もいます。
この違いは膵臓から分泌される「インスリン」にあります。血糖値が高くなってしまう人はインスリンの働きが不足していたり分泌量が少なかったりするので、サプリでインスリンの働きを助けて、血糖値の安定を狙うのがいいかもしれません。
インスリンの働きを助ける成分には次のようなものがあります。
- クロム
- 乳酸菌
- 玉ねぎ濃縮エキス
- ピニトール
特にクロムはインスリンの量を増やすといわれている成分です。血糖値が気になる人はぜひチェックしておきたい成分のひとつです。
毎日飲み続けることが苦痛にならないものを吟味しよう
サプリは基本的に毎日飲むものです。血糖値のケアに良い成分が入っていることはわかっていても、苦手な味だと飲むのが苦痛になってしまいますね。
市販されている血糖値サプリにはさまざまな味のものがあり、ヨーグルト味、レモン味、緑茶味から無味無臭まで、じつに多種多様。そのぶん、「よく見ないで買ったら苦手な味だった」ということも……。購入前にどんな味なのか、忘れずに見ておきたいところです。
また、サプリの粒の大きさも重要です。大きな錠剤でもすんなり飲める人はいいのですが、錠剤が苦手な人にとって粒の大きさは大問題。1cm未満の小さなものから2cmを超える大きさまであるので、錠剤のサイズも購入前に確認しておきましょう。
なお、サプリにはDHCの「血糖ファイバー」のように顆粒タイプもあります。こちらは錠剤が苦手な人にも飲みやすいと好評です。
有効性と安全性を重視するならトクホがおすすめ
サプリのなかでも、有効性と安全性に厳しい基準が設けられているのがトクホです。トクホというのは「特定保健用食品」のことで、消費者庁が「食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品」とさだめています。
わかりやすくいうと、「血糖値が気になる人がそのサプリを飲んだ場合、食後の血糖値の上昇をおだやかにする効果を期待できる」といったような意味合いになります。
サプリは薬ではなく食品という扱いなので、通常はこのような効果は表示できません。しかしトクホのサプリは、有効性や安全性などに科学的根拠があることを示して国の審査を受け、消費者庁が許可をしているので、有効性や安全性において高い信頼感があるのです。
トクホのサプリには以下のような成分が採用されています。
- 難消化性デキストリン
- 小麦アルブミン
- L-アラビノ-ス
- グアバ葉ポリフェノール
- 大麦若葉由来食物繊維
- ネオコタラノール
あったら嬉しいプラスアルファの成分もチェック!
血糖値を下げる目的でサプリを飲む人にとって、「糖質を分解させない成分」「糖の吸収を抑える成分」「インスリンの働きを助ける成分」は非常に重要です。これらの成分が入っていることが第一の選択肢になります。
しかしサプリでは同時に、美容や健康にうれしい成分が同時に配合されていることがあります。たとえば「食物繊維」は糖を排出する効果もありますが、便秘解消や美容の点からもぜひ積極的に摂りたいものです。また、「亜鉛」は不足するとインスリンの分泌が減少するといわれている成分。「ビタミンB群」は糖質をエネルギーに変える時に欠かせない栄養素です。
せっかくサプリを利用するなら、どのような成分が同時に配合されているかも見ておくと、思わぬうれしい効果も期待できるかもしれませんよ。
血糖値サプリを飲む前に知っておきたいことQ&A特集
血糖値ケアサプリを購入する前に、覚えておきたいことが3つあります。あなたもこんな疑問を持っていませんか?
血糖値ケアサプリと一緒に飲んではいけないサプリはある?
気を付けたいものはいくつかあります。「体のために」と思って飲んだサプリが逆効果にならないように、気を付けたい栄養素も覚えておきましょう。
◎ブドウ糖
「グルコース」と表記することもあります。血糖値が高い人が気になるブドウ糖なので、なるべく避けた方がいいでしょう。
◎オリゴ糖
腸内環境を整えるので便秘にも効果があります。ただ、過剰に摂取してしまうと下痢をしてしまう可能性があるので、血糖値ケアサプリにオリゴ糖が配合されている場合は、それ以上はサプリでの摂取はやめたほうが安心でしょう。
◎グルコサミン
グルコサミンは関節の動きを助ける働きがあるので、サプリでも人気になっています。ところが血糖値を上昇させるという研究結果もあるので、血糖値が気になる人は注意が必要でしょう。ただ、血糖値には影響しないという報告もあり、今のところはっきりとしたことはわかっていないようです。
トクホと機能性表示食品はどう違う?
トクホ(特定保健用食品)は、消費者庁長官が個別に許可を与えたものです。有効性や安全性を国が審査し、合格してはじめてトクホを名乗ることができます。
機能性表示食品もトクホと同様、安全性や機能性を科学的根拠に基づいて表示していますが、個別の審査は行われません。どのような有効性や安全性があるのかを消費者庁に届け出ることで表示ができるようになります。
簡単にいうと、国による審査があるのがトクホ、審査がなく企業側の責任で名乗れるのが機能性表示食品、ということになります。
サプリを飲めば好きなものだけ食べてもいいの?
いくらサプリを飲んでいても、暴飲暴食をしていては血糖値の改善は期待できません。やはり食生活で糖質を減らすなどの努力は必要でしょう。
ただ、積極的に摂取することで血糖値を下げる効果を期待できる食品はあります。
◎雑穀米
白米と比べてビタミンやミネラルが豊富です。また、白米よりやや硬めなのでよく噛むようになり、満腹感を得やすいというメリットもあります。
◎オクラ
食物繊維が含まれており、血糖値の上昇を抑える効果を期待できます。
◎たまねぎ
ミネラルが豊富で、インスリンの糖を代謝する働きを助けます。
◎バナナ
食物繊維やミネラル・ビタミンが豊富です。さらに血糖値を下げるカリウムも多く、食後のデザートにぴったりです。
無理なくサプリを続けて血糖値をすっきりしよう!
血糖値ケアサプリは選び方が大事です。価格やパッケージで選ぶのではなく、6つのポイントに絞って選ぶのが賢い選び方です。
特に血糖値が気になる人は「糖質を分解させない成分」「糖の吸収を抑える成分」「インスリンの働きを助ける成分」の3つの成分はぜひ覚えておきたいところ。
また、飲むことが苦痛にならないように飲みやすい大きさ・味のものを選ぶのも続けるコツです。「たくさんありすぎて、どれがいいのかわからない」と迷ったら、国の審査に合格したトクホのサプリもいいですよ。
同時に、美容や健康に役立つ栄養素も一生に配合されていたら、一石二鳥。この6つにポイントを置いて、あなたにピッタリのサプリを見つけてくださいね。
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